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帝京大学理工学部データサイエンス学科の牧田匡史准教授をお招きして、模擬授業をしていただきました。

牧田先生は、日産自動車での勤務を経て帝京大学に着任された先生であり、現在では諏訪東京理科大学で共同研究も行っています。自動車業界と大学研究の両方を経験されている研究者として、本校ではご専門に関わる内容を中心に講義いただきました。

交通事故対策が大切な自動車業界において、その対策を行う研究がご専門の牧田先生は、さまざまなデータの活用でその活路は見いだされると、熱い講義をしていただけました。その中で、法規を知らなければいけない・国際的な協力が不可欠など、データ分析にとどまらない学際的な知見が必要であることについてもお話しいただきました。

現在、進路選択が迫られている生徒たちにとっては、とても刺激的な時間であったと思います。学問同士がつながり合い、社会の課題解決へと結びついていく―　そのイメージを具体的に持つことができる、貴重な機会となりました。

帝京大学グループでも、東京からのアクセスが電車一本ということで多くの大学の先生がお見えになり模擬授業をしていただけるのは本校で学ぶ利点のひとつです。１学年次からこうした進路指導を行うことで、生徒一人ひとりの進路選択の幅を広げていきたいと考えています。